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2012年 04月 01日
<4月1日午前5時半過ぎ記す>
・女子FSが終了しました。男子FSと対照的に低空飛行の演技が続き、荒れたSP以上に順位が乱高下しましたが、コストナーが自己ベスト更新の素晴らしい演技を行なってFS1位、総合でも逆転して1位になり、世界選手権10回目の出場で初の栄冠に輝きました。多くの大会に出場し、素晴らしい演技を行ない続けたシーズンのクライマックスにふさわしい戴冠でした。 SP1位のレオノワが総合2位。FS2位の鈴木さんが3位で、ふたりともうれしい世界選手権初メダルとなりました。メダリストの皆さん、ほんとうにおめでとうございます!FS3位のワグナーが総合4位まで上げました。 初出場張可欣は7位。4年ぶり出場マルケイは自己最高の8位。シレーテは初出場が自国開催大会で、女子ひとり参加という厳しい状況下、最高の演技が行え12位。彼女たちの大健闘も特筆すべきことでした。 来年の世界選手権女子出場枠は、日本とロシアが3をキープ。イタリアが3に、中国が2に、それぞれ増やしました。 国ごとのメダル獲得数も確定し、日本が4(男子2、女子1、ペア1)、カナダが2(男子、アイスダンス各1)、ロシアが2(ペア、女子各1)イタリア、ドイツ、アメリカ、フランスが各1でした。 <4月1日午前4時半過ぎ記す> ・男子FSはほんとうに素晴らしく、ものすごい戦いでしたね!会場でご覧になった方には生涯の思い出になりうると思います。テレビでご覧になった方も含めて誰もが感じたと思いますが、われわれが知るフィギュアスケートの歴史の中でもっともレベルの高い大接戦、歴史にその名を刻む好勝負になりました。この瞬間を、地上波ゴールデンの放送で多くの人が見ることができたのも幸せでした。 第1Gから120点台の演技が相次ぎ、これは凄いことになりそうと思っていたら、有力選手が揃った2Gでは140点台に。生放送が始まった第3Gからは見届けたとおりの、こわくなるほど凄い戦いが展開されました。 これでもかこれでもかと頑張って素晴らしい結果を残してもまだまだ上の選手が出続けたシーズンであり、今大会の戦いでした。シーズン初めは調子が良くても今回は合わせられなかった人がいる。逆に、たとえばフランスの男子2名のように、最悪のスタートだったけれど最高の演技で締めくくれた人もいる。シーズンを通じて超人的な活躍をした人がいる。楽しみながら前向きに準備ができた人がいる。そういった、それぞれの人たちの長かったシーズンのさまざまな様相がくっきりと透いて見えた大会でもあり、今大会ほどそういったことをしみじみと感じたのは初めてのことでした。 優勝のチャン、連覇ほんとうにおめでとうございます。今回も素晴らしい滑りでした。既に素晴らしいのに、シーズンを通じて成長する様を見せ続けてくれたことに感謝します。 2位の高橋君、ほんとうにおめでとうございます。スケートをすることや、いろいろと工夫をして向上することの楽しさを見つけ、いきいきと過ごせたシーズンでの姿を見続けることができたのはわれわれも幸せです。 3位の羽生君、ほんとうに素晴らしかったです。初出場初メダルおめでとう。会場で見守った人たちから世界中のテレビの前で見つめた人たちまで、羽生君のFS演技が今大会のベストパフォーマンスと感じた方はものすごく多かったと思います。長い苦しいシーズンを強い強い意志と知恵と能力で乗り越え、飛躍的な成長を遂げたことに感謝し、敬意を表します。 4位のジュベール、5位のアモーディオ、2人ともほんとうに素敵で、最高でした。もっと評価されても良いと感じました。会場の皆から、そして私から、「心のメダル」を差し上げたいと思います。 小塚君、今の時点で現状を認識できたのは幸運だとも思います。今後2年でとことん納得がいくまで、すべてを尽くして成長していってください。楽しみにしています。 能力と意欲のある人たちが、競いあい切磋琢磨することで、これほど高いレベルにまで成長できることを改めて認識できた大会でもありました。出場選手の皆に感謝し、讃えたいと思います。今後も素敵なパフォーマンスでたくさん楽しませてください。 今月東京で開催の国別対抗戦でも、今大会出場選手がたくさん見られることと思います。東京でも今回以上の素晴らしい演技が繰り広げられることを期待しています。 ・来年の世界選手権男子出場枠は、日本が3をキープ。カナダとフランスが3に、カザフスタンとイタリアが2に、それぞれ増やしました。ロシアは1に減らしました。 ISU:2012世界フィギュアスケート選手権結果ページ (現地と日本との時差は7時間) スポーツナビ:実況チャンネル ・大会テレビ放送はフジテレビ系地上波全国ネットにて。男女SP、男子FS(いずれも競技後半に登場する選手)は生もしくはディレイ放送で見られそうです。「すぽると!」でも連日大会情報を放送中。 フジテレビ:2012世界フィギュア特設ページ BSフジ放送予定 (4月7日以降) JSPORTS放送予定 (4月8日以降、本選出場全選手全カテゴリーの放送を行う予定) ・写真特集 アフロ:スポーツ写真特集 アフロ:2011-12フィギュアスケート特集 ゲッティイメージズ AFPBB absoluteskating.com ・スポーツナビ:大会関連記事まとめブログ <3月31日午前5時半過ぎ記す> ・男子SPが終了しました。「荒れる大会」は続きますね。4Gの高橋君の演技のあたりまでは、「この調子で続いたらものすごい大会になるかもしれない」と感じたのですが、世界選手権の魔物というのは居るみたいです。先述したフランス選手席(向正面中央)にゲアゲFFSG(フランス氷上競技連盟)会長やボナリー、アニシナ&ペーゼラ、ペシャラ&ブルザなどのセレブリティが陣取ってずっと見守った「御前試合」で緊張したためかどうかはわかりませんが…。 私にとっての男子SPベスト演技はジュベールと高橋君。ジュベールのSPは2年前のトリノ世界選手権以来の素晴らしい輝きにあふれたものでした。大の苦手で結果を出せなかった地元フランスの大会で、苦しみ続けたSPであんなに楽しみながら演じたジュベールを見て涙が出ました。 高橋君の演技もコンビネーションでのミスは惜しまれますが、こちらも文句なく彼の今季最高の演技でした。オン・オフで言えば「最初から最後までものすごくオン」で、心から楽しんでいたのに感服しました。 SP7位の羽生君まで表彰台の可能性があると思います。最終グループは「これはGPファイナルかよ。ほんとうに抽選したの?」みたいな驚きの滑走順になりました。フランスの2人から始まって、選手権大会では珍しい最終滑走のチャンで締める競技は、観客席の床が抜けそうなほど(床を足で踏み鳴らす応援を行うため)、天井が落ちそうなほどの大熱狂になりそうです。 小塚君は2Gのしかも早い滑走順になりましたが、自分らしく悔いない演技を。 大会というものは待ち遠しく思っていてもすぐにやってきて、始まったと思えばあっという間に終わってしまうもの。今大会もあと1日となりました。日本では競技放送開始が4日目からだったのでなおその思いが強いです。競技最終日の男女FSは、どの選手にとっても充実したものになるように。我々も8時間を存分に楽しもうと思います。 ・たった今ペアFSが終了しました。高橋組はFSも最高の演技で3位、総合でも3位に入って見事銅メダルを獲得しました!ほんとうにおめでとうございます! サフチェンコ組がFSでも健闘し2位で、総合では僅差で1位、連覇を達成しました。ボロソジャー組がFSは自己ベスト更新の素晴らしい演技(ほんとうに凄かったみたい!)で1位になり、総合では2位で銀メダルを獲得しました。 31日の放送ではトップ3の放送が実現することを望みます。全体にとても高レベルの大会だったようなので、JSPORTSの放送も待ち遠しいですね。 次回世界選手権の出場枠はロシアが3をキープ。ドイツとイタリアがひとつ減らし、中国が3に増やしました。 <3月30日午前5時20分過ぎ記す> ・女子SPが終了しました。「欧州開催の世界選手権は荒れた展開になりやすい」と言われるようで、最近でも2008年大会、2010年大会などが記憶に新しく、今大会もそんなことを感じさせます。女子SPも上位選手のノーミスは2人だけでした。3回転-3回転のコンビネーションは11人(UR判定も含む)が行ないました。欧州開催世選は欧州勢が成績で圧倒する傾向にあり、女子はFS最終Gに北米選手がひとりも残れませんでした。 テレビ放送だとずいぶん会場内の残響があるように聞こえ、高い天井の会場に仮設の照明やスクリーンをテント状のもので吊るしていてそのせいもあるのかなと感じましたが、会場ではどんなふうに音楽が聞こえるのでしょうか。向正面中央前方がフランス選手席で応援している姿が何度も見え、国別対抗戦みたいで微笑ましかったです。 女子SPはレオノワが首位。全要素プラス評価(ジャッジ1人が1要素のみマイナスをつけているだけで、全体では全要素プラス)、オールレベル4の完ぺきな出来栄えでした。ニースで毎年行われる大会「クープ・ド・ニース」への出場が多く、この土地との相性の良さを感じていたようです。レオノワは大舞台に強い人、試合に強い人という印象が以前からあり、今回もあらためてそんなことを感じました。 (以前の)アシュリー・ワグナーを形容する言葉「The Almost Girl」(あとちょっと、のアシュリー)は日本でも知られるようになりましたが、レオノワにもまさにその言葉は当てはまり、ISU大会優勝は09年世界ジュニアのみ、けれども試合には強くて上位常連、という人です。ISUシニア大会「初の1位」は世界選手権SPスモール金メダルという小さくて大きなステップでした。今季は「冷静と情熱のあいだ」のバランスがうまく取れている感があり、1日おいたFSでも冷静に平常心で取り組めることを願います。準備がすべて出来ていたようで、現地入りしてからの軽い調整ぶりや、FS最終組一番滑走は昨年の世界女王と重なりますが、これが良縁となるかどうか。 2位は、全選手中いちばんの出来と感じた村上さん。気迫ほとばしる演技には強く気もちを揺さぶられるものがありました。いっちょやったろかと気負いこんで臨み、手からするりと逃げて行ったのが全日本と四大陸のタイトル。3回目のチャンスは冷静に平常心で迎えられると思います。 3位コストナー、4位浅田さん、5位鈴木さん、8位ワグナーは大きな失敗があってもこの順位と得点にとどまれた幸運があり、FSのポテンシャルからしてもメダルの可能性は充分あります。今回表彰台可能性のあるSP8位以上の選手は皆、ある意味「The Almost Girl」なのかもしれません。 7位のゲデバニシビリ、9位の張可欣、12位のマコークルは良い演技だったのに地上波でのSP放送が無かったのは残念でしたが、FSは放送してくれるというメッセージかとも感じます。 1日おいて心身をリラックスさせ、土曜日のFSでは皆が納得のいく演技が行えることを願います。 icenetwork.com:女子SP上位選手インタビュー ・女子FS滑走順&タイムスケジュール (PDFファイル) ・男子SPは1Gから楽しみな選手が登場します。一般的にはチャンと高橋君が登場する4Gに注目が集まるのでしょうが、私は「いっちょやったろか」感がただよう、若手選手ぞろいの5Gがいちばん楽しみです。 男子SP滑走順 ・アイスダンスFDは大盛況・大興奮のうちに終了しました。優勝は両プログラム1位のバーチュー組、2位はデービス組、3位は自己ベスト更新のペシャラ組でした。メダリストの皆さん、ほんとうにおめでとうございます! カナダ、米国、ロシアは来年大会出場枠3をキープしました。中位選手で特筆すべきは中国のファン&ツェンで、毎年GPシリーズでは高評価を得ても選手権大会で伸び悩むパターンが続いていましたが、今大会は総合12位に入り、来季ダイレクトエントリー枠を確保しました。 <3月29日午前6時前に記す> ・アイスダンスSDが終了しました。上位陣は予想以上の僅差の大接戦になっています。首位は素晴らしい演技だったというバーチュー組、2位がホワイト組、3位が地元で最終滑走だったペシャラ組。4位がウィーバー組、5位がイリニフ組、6位がカッペリーニ組で、ここまでが表彰台の可能性がありそうです。28日はロシア勢にアクシデントが相次いだため、イリニフ組の成績でロシアチームもほっと一息つけたでしょうか。 上位選手(たぶん2組ぐらい)が圧倒的な差をつけてロケットスタートというのが目立っていたここ2年ぐらいのアイスダンスでしたが、大陸選手権あたりから特にSDでは厳正な採点を行ない、FDでは良い部分は惜しみない評価を行なう、という採点方向に舵を切った感があり、勝負の行方を見守るのが面白くなった気がします。 SD18位から20位の3組(スペイン、アゼルバイジャン、オーストラリアの各組)は魅力的なFDを持っているのですが、少しSDが弱く気をもみました。見事通過できたのでFDではのびのびと魅力を発揮してほしいと思います。 地元のキャロン組は大きな失敗があったようで技術点が最下位、全体の21位でFDに進めませんでした。素敵なFD「ガーシュインメドレー」を地元のファンの前で披露できなかったのは残念です。 リード組は最下位から2番目という位置で、残念ながらFD進出がかないませんでした。アクシデントの連続で、準備がほとんどできない状況で臨んだ今大会でした。 リード組は、まずは出場が予想される国別対抗戦に向けて、少しでもコンディションと演技のクオリティを上げていってほしいと思います。その後は選手・家族・連盟・関係者等を交え、根本的な問題の改善に向けて(解散・組替え・拠点の変更なども排除せず)協議していくことを望みます。選手ブログ等で垣間見られるリード組の大会や競技に向けての取り組みは、トップ選手のそれとしては甘いのではないかという感がここ2年ほど拭えなかったし、そういう状況でも実質的に競争相手が存在せず国際大会代表がリード組頼みという状況は、選手の甘えを増幅させてきたものとも感じているからです。 日本国内のアイスダンスチームは増加してきているようですし、そのすべてを国際大会代表候補として均等に強化・競争させる方針を日本スケート連盟にも望みます。 <3月28日午後11時半過ぎ記す> ・ペアSPが終了しました。かなり波乱のスタートとも思われ、意外な順位になったとも言えますが、どの組もロケットスタートができず1位から11位まで僅差のため、2日後のFSでの出来がすべてという感じがします。 今季はSPで3Aを試み続けたサフチェンコ組が、減点はあったものの着氷して首位発進。2位は今季国際大会初登場のパン&トン。3位はほぼノーミスですべてが素晴らしい出来だったという高橋組でした。ISUシニア選手権大会での初スモールメダル、ほんとうにおめでとうございます! 今年はフジテレビ放送の解説で若松詩子さんが現地入りしており、高橋組の演技を目の前にして若松さんが感激してしまったのでは…とも思います。若松さんは高橋組のなりたちから彼らの成長をずっと見守り支え続けたひとりなので。今夜の「すぽると!」でも高橋組の演技が紹介されるといいですね。あす29日の地上波放送ではペアSPも紹介される模様です。 ボロソジャー組はデススパイラルで、川口組はリフトから降ろすところで転倒があり、それぞれ減点2でのスタートとなりました。 FSは明後日で、SPは僅差でのスタートなので、各選手とも気持ちを新たに臨んでほしいと思います。高橋組は気負わずいつもの練習通りに。良い結果を楽しみにしています。高橋組はFS最終滑走です。 ・女子SP滑走順が決まりました。好調が伝えられるワグナーや鈴木さんが興味深い順番になりました。 ISU:女子SP滑走順 同:タイムスケジュール (PDFファイル) <3月28日午前5時過ぎ記す> ・男女予選が終了しました。先ほど終了したばかりの男子予選はほぼ予想通りの顔ぶれが通過できましたが、四大陸&欧州選手権で好演技をしていた何人かが脱落したのは残念でした。 女子予選はジェナ・マコークルが1位で通過しました。地元開催の欧州選手権で披露したFS「花はどこへ行った」はほんとうにほんとうに素敵な「作品」で、その際は成績評価はついてこなかったものの、あのカタリナ・ビットの名演に勝るとも劣らない素晴らしい名プログラムだと感じたので、今回好発進出来たのは朗報でした。難関のSPをぜひ勝ち抜いて、本選のFSではさらに素晴らしい演技を見せてほしいと思います。 2位は今季から米国に渡り、演技の質が短期間で見違えるほど向上しているグレボワ。今大会でも好演技を楽しみにしています。苦手のSPをなんとか通過できれば今大会トップ5の可能性もあると予想していたコロベイニコワは、予選では力を出せず7位通過。本選での出来はいかに。四大陸常連のプエルトリコのビクトリア・ムニス、南アのレジアン・マレーが本選に進みました。 ・きょう28日からいよいよ本選が始まります。アイスダンスSD最終組の顔ぶれ&滑走順が凄すぎて、興奮のあまり鼻血が出そうなほど・・・。 <3月27日午前5時半過ぎ記す> ・アイスダンス予選が終了しました。おおかたの予想通りイリニフ組がトップ通過。ロシアの出場枠がひとつ増え、世界選手権開催直前の彼らのISUランキングがロシア出場選手最下位だったため予選に回りましたが、トップ通過あたりまえとみなされた難しい場面を無事乗り切れたと感じます。本選でも素敵な滑りを楽しみにしています。 23組中10組しか予選通過できない狭き門で、通過ラインが70点台というレベルの高い第一段階を突破できた選手の健闘を讃えたいです。すでに出場したISU選手権等でも素敵なプログラムを演じていた組が多く、その際の好調をキープしたり上回ったりしていて素晴らしかった。中でも、ビザの発給が遅れ予選滑走直前に会場入りできた(6分間練習にも出られなかった!)ウズベキスタンのナゴルニューク&コワレンコ組が自己ベスト更新の演技ができ本選に進めたのはほんとうに嬉しかったです。四大陸&世界ジュニアで、特にFDではとても良い演技を行なっていた組なので、世界選手権でのさらなる活躍を楽しみにしていました。世界中のフィギュアスケートファンがはらはらし、祈り、無事参加できたことが伝わった際にはそれぞれの神に感謝したのでは、と思うほどドラマチックなできごとでした。 SD出場選手は25組で、FDには20組が進めます。通過ボーダーラインは50点ぐらいになるでしょうか。厳しい戦いは全カテゴリーで続きます。 <3月27日に日付が変わったころ記す> ・今大会の競技がペア予選から始まりました。23組エントリー、SP進出20組、FS進出16組のためほんとうに予選を行うのか直前までわかりませんでしたが、予定通り行われました(昨年は22組参加で予選は行われなかった。今回は『ペア競技の強化が各国で進み参加チームが増えている』ことをアピールする意味もあると当方は解釈している)。 スイ&ハンが予想通り高得点で1位通過。地元のジェームズ組も好調をキープしていて本選が楽しみです。 ISU:ペア予選結果 ・リード姉弟公式ブログ:会場周辺の様子 (他エントリーも含めて姉弟の近況を詳しく掲載) <以下、3月19日記す> 今年の世界フィギュアスケート選手権はフランスのニースにて、現地時間の3月26日から行われます。 ISU:エントリー選手、大会スケジュール等 (現地と日本との時差は、サマータイム期なので7時間) 男子シングルのP.チャン、女子シングルのコストナーはそれぞれ今季圧倒的な成績を挙げていて表彰台の可能性がかなり高いと感じますが、ペアやアイスダンスも含めて他のメダリストが誰になるかは、どの種目も候補が10人/組ほど考えられ、まったく予断を許しません。高レベルの大接戦になりそうです。単にメダルというだけでは無く、各選手自身が納得のいく演技が行えますように。 当方が個人的にメダルを期待しているのは、男子アモーディオ、女子ワグナー、ペアはマーリー&ブルーベイカー、アイスダンスはペシャラ組。 主要選手ではコルピが度重なる足の負傷のため、残念ながら欠場を発表しました。練習中に転倒し顔を負傷(鼻を骨折)したN.ペシャラは、出場への強い意欲を示しています。 アイスネットワーク記事 コルピ ペシャラ組 日本選手は男女シングルあわせてメダル1~2個(6個のメダル中、1~2)の予想。高橋組はトップ5を目標に、リード組はまずはFD進出を目標に。各選手の健闘を期待します。 大会期間中、荒川さんはフジテレビを中心に多数の番組に出演します。 荒川さん公式サイト:テレビ・ラジオ・イベント出演予定
by morningdew21
| 2012-04-01 05:30
| 競技・大会
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