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2006年 12月 25日
<12月25日追記>マイケル・ボルトン・トリビュート・オン・アイスの美麗写真が大量にアップされています。
ScratchSpin.com 2006 Michael Bolton Tribute on Ice 荒川さんが今年11月から12月にかけて米国で出演したアイスショーの放送が、CS局のGAORAにて、今月22日からいよいよ始まりました。今後何度も再放送されますので、ご覧になれる方はお楽しみに。 大きな話題を呼んだIce Wars 2006は来月以降の放送予定です。 [GAORA]プロフィギュアスケート放送予定 皆さん同様に、私も今回のマイケル・ボルトン・トリビュート・オン・アイスを存分に楽しみました。 楽しかった理由の第一番が、マイケル・ボルトンとワイノーナ・ジャッドの歌の状態がものすごくよかったこと。両方とも好きな歌手なのですが、大ベテランですのでふたりともあれほど声がバンバン出て、という状態までは期待していなかったので、嬉しい驚きでした。 巨大な会場でのディナーショーといった趣きで、贅沢でゆったりとした楽しい時間を、日本のテレビで見る我々も会場にいた人々と共有できた気がしています。ライティングも綺麗でしたし、カメラワークは、歌手を映さずにスケーターに注力して!という声ももっともですが、私自身は楽しめました。日本語での解説も字幕もまったくない、歌手のMCのみによる進行も違和感を感じることなく馴染めました。 今回のショーは、ふたりのオリンピック金メダリスト、ブライアン・ボイタノと荒川さんをフィーチャーしたもので、米国での初の本格的なプロショーを最高の形で飾れた荒川さんは幸せな人だと改めて思います。 GAORAでの放送は1時間で(米国では2時間番組として制作)、荒川さん以外は1プログラムずつの放送でしたが、コンパクトに楽しむことができました。 特に印象的だったのが、 ・もちろん荒川さんの2プログラム(「誰も寝てはならぬ」はオリンピックバージョンとは全く違うものですが、とてもよくできたプログラムだと感じました。手放しY字バランスも見られましたよ!もう1曲は「I'll Be Home for Christmas」。クリスマス・オン・アイスと同じ2プログラムだと思います) ・ワイノーナが歌う「タイム・ラブ&テンダネス」(ボルトンの大ヒット曲。佐藤有香さんがかわいいプログラムを披露) ・同じくワイノーナが歌う「アヴェ・マリア」(スケートの未着トラブルで出演不可能になったトットミアニーナ&マリニンのピンチヒッターで急遽登場したCaryn Cadavyが披露。荒川さんバージョンを髣髴とさせる雰囲気とプログラムでしたがとても良かったです) ・シェイリン・ボーンの「ザッツ・ライフ」(元アイスダンスの世界チャンピオン。現在は北米最高の人気女性プロスケーターとして米国・カナダ両方で大活躍中。「ひとりアイスダンス」としか言いようのない独特のパフォーマンスと、明るくチャーミングで太陽のように輝くキャラクター、スケーティングの上手さには驚愕!この日の白眉でした。こういうのをプロの滑りというのだと思いました。荒川さんも学ぶものがまだまだほんとうに多い!と実感) ・ボーンのプログラムを含む、後半のシナトラメドレー(ボルトン歌唱)。ボルトンとシナトラナンバーは合うのかどうか事前には微妙な印象を持っていましたが、実際に披露されたものを聞いたらとても良かったです。 といったところでした。 スケートを見ることにも、ポップソングを聞くことにもあまり熱心でない私の家族も当日一緒に見ていて、なじみのある曲の数々と歌手の上手さ、それらとスケーターのパフォーマンスとのコンビネーションを存分に楽しめた様子でした。 ご覧になった多くの方が同じように感じられたと思いますが、生歌で進行するアイスショーというのは予想以上に魅力的で、日本でも今後こういったものがどんどん見られるようになると嬉しいです。荒川さんの今後についても大きなヒントを与えてくれるショーだったと感じました。 <当ブログの関連エントリー> 荒川さん、海外アイスショーに出演 マイケル・ボルトン・トリビュート・オン・アイス Ice Warsで素晴らしい滑りを披露!
by morningdew21
| 2006-12-25 00:18
| テレビ番組
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