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2007年 10月 28日
BS放送で全選手のSPを見ました。高橋君、最高のスタートを切りました!
ISU:Skate America結果サイト 女子SPは日本時間28日朝7時から、男子FSは朝9時ごろからスタート。楽しみですね! <高橋君に関して> いいものを見せてくれました。技術的に高度で、見て楽しくひきつけられるものがあり、素晴らしかったです。気持ちと体の芯がしっかりと通っていてぶれることがなく、観客に気迫と表現したいものを伝えようとする意思がはっきり感じられたのもよかった。リンクを大きく大きく使って「まだ回ってるまだ回ってる」と新横浜で驚いたサーキュラーステップは、さらに大きく回るようになった気が。ストレートラインステップのレベルが取れなかったことは、原因が本人にわかっているので、次を楽しみにしています。 あと、今回最高に感激したのがスピンをものすごく頑張っていたこと。あの心意気と実際の出来は凄かったです。きちんと評価してもらえていると思います。 演技終了後に、キスクラへの段差がすぐには上がれないほど力を尽くした様子だったのには驚き、昨年のNHK杯のフリー終了後のこと(リンク内に投げ入れられたプレゼントを拾い上げることができなかった)を思い出したりしました。 北米のフィギュアスケートの主な観客層(比較的年齢の高い白人)は、かなり保守的な考えやものの見方をする人も少なくないと思っていて、今年の高橋君のSPについてどういった評価を下すだろうかと思っていましたが、とても熱狂的に歓迎してもらえたのが嬉しかった。 注目された衣装は、バチェラレットの色違いといった感じのもので、肩口に羽根をあしらい、軽量化を図るためかメッシュを施すなどシンプルに見えてかなり凝ったもの。私は彼にはつなぎの衣装が合っていると思っていて、すさまじく鍛え上げた体の線がはっきり出るし、体の動きをきれいにしっかりと反映してくれるので楽しめました。 ズボン部分に縦のラインが入っていたのもポイントで、最近盛んに話題になる「シットスピンのレベル確保には、尻の位置が曲げた膝より下になっていなくてはいけない」という点をしっかりアピールするのに効果が高かったと感じました。他にも複数の選手がズボン位置にアクセントを入れてアピールを行なっていたようです。 <印象に残った選手たち(滑走順に紹介)> ・南里君…1番滑走で緊張したことと思いますが、彼が現在できることはできたと思います。美しく品格のある滑りの良さは観客にも伝わり、歓声や拍手が大きかったのが嬉しかった。 ・ルターイ…プルシェンコを指導したミーシンコーチの生徒で、日本でも頻繁に話題になりますが私は滑りを見たのは初めて。すばらしいスケーターだと思います。4-2のコンビネーションジャンプを決めたし、柔らかな膝や足首の使い方で柔らかく滑りぬくスケーティング・ステップなど堪能できました。今後がほんとうに楽しみ。 ・小塚君…ジャンプ2箇所の失敗は残念。その他が素晴らしかっただけに残念なのですが、顔つきも体格も短期間ですっかり変わって大人っぽくなりました。しばらく苦しい時期が続くかもしれないけれどもうしばらくの辛抱、その後は素晴らしいシニアのスケーターとして羽ばたいていける予感がしています。 ・チャン…まだ16才とは思えない大人っぽいキャラクター、大人のスケーティングにびっくり。ごく短期間に急速に大人になった感じで、昨年のNHK杯からも別人のように成長。バランスのいい、技術もセンスも高度なものを持った人で、見ていてランビエールに通じるものを感じました。この人もどこまで大きく成長するのか、見続けるのがほんとうに楽しみです。 ・プレオベール…今シーズン初戦のマスターズ(フランスの国内大会)では残念な出来だった彼ですが、昨日は皆が彼に期待する楽しいものを見せてもらえたと思います。魅力がぎっしり詰まったプログラムで、本人が楽しそうだったのもよかったです。スケーティングがずいぶん洗練された印象も。凝った衣装でしたが重くないのかな?フリーでも彼らしいものをたくさん見せてほしいです。 ・キャリエール…昨日のハイライトのひとり。技術的には高いものを持っていることはわかっていても、どうにもつまらないプログラムだなぁと昨年のフリーを披露した日米対抗のときまでは感じていたのですが、今回のようないいプログラムではいい素材が光ると実感(彼のことはじめてほめたぞ、オレは)。ズボン部分の龍のアクセントは、今回の曲目のレッド・ツェッペリンを見聞きしていた世代ならニンマリするものでした。得点発表後に観客から巨大なブーイングが聞かれましたがそれも納得、のすばらしい演技でした。 ・ライサチェック…失敗したけれど4回転からのコンビネーションにトライしたことは評価します。とてもいいプログラムで彼の魅力を活かしていると思うので、クリーンに完成させて会場を沸かせる日を期待。 高橋君には、大きな優位に立ったからこそ積極的な挑戦を望みます。「またあした仕切り直し。逃げないように、構えないように」とSP終了後に語ったという心意気をよしとしましょう。 2位から6位まではごく僅差で誰がメダリストになるかまったくわからないので、FSがさらに楽しみです。順位もさることながら、皆のいい演技を期待します! <ニュース等> 高橋がSP首位…スケートアメリカが開幕:冬スポ:スポーツ:スポーツ報知 高橋SP首位、2位に大差!(フィギュア) ― スポニチ Sponichi Annex 速報 Yahoo! News Search Results for daisuke takahashi(米国Yahoo!comに掲載のニュース、写真) 高橋大輔ファンフォーラムで、ファンの皆が壊れてます(笑)。 英文レポート。何ページもあります 日本文レポート icenetwork.com: News:Takahashi leads after men's short icenetwork.com: Events:スケートアメリカ特集ページ Skate America - Golden Skate Forums (大会リアルタイムレポートもあり) Japan's Takahashi hip-hops past American Lysacek in short program - International Herald Tribune Skate America Day 1: Takahashi Takes Lead - International Figure Skating Forum
by morningdew21
| 2007-10-28 01:51
| 競技・大会
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