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2008年 04月 17日
○日本スケート連盟が2011年のフィギュア世界選手権を招致したことが16日、分かった。国際スケート連盟への締め切りとなる15日に立候補の申請を送付したという。 デイリースポーツonline/日本が2011年世界フィギュアを招致/スポーツ速報 現時点では日本が大会開催地に立候補したというだけで、日本開催が決定したわけではありません。 日本で最近開催された大規模なフィギュアスケート国際大会(ISU公式戦)といえば、2005年のグランプリファイナル、2007年の世界選手権がすぐに思い浮かびます。これらの大会は会場で、そしてテレビでご覧になった多くの方々の印象に強く焼きついていることと思います。 加えて、2009年には第一回の団体公式戦が東京で開催されることが先月発表され、日本が立候補を申請している2009年のグランプリファイナルも実現の可能性が高いといわれています(一部報道で『既に日本開催が決まっている』と記されたものもありましたが正式発表は来年)。 かように、韓国も含めた極東圏でのスケートイベント開催が相次いでいるのは、日韓両国でのフィギュアスケートへの興味関心の高まりが続いていること、それに伴いテレビ放映権料の確保や集客が期待できることが大きな理由として挙げられると思います。 昨年の世界選手権は、会場でご覧になった方だけでなくテレビでご覧の皆さんにも、上々の集客状況と、各国選手へのあたたかい応援の様子が感じられたと思いますし、日本選手も過去最高の成績を残せた素晴らしい大会でした。しかし、他方では大会開催収支が大赤字になったなどの報道もあり、今後日本での大きな大会の開催の如何が注目されていたところでした。 2011年大会を日本で開催するとして、どこの都市になるかは不明ですが、バンクーバー五輪の後ということで各国・各カテゴリーとも現在のトップ選手から大幅な顔ぶれの交代が予想されます。日本スケート連盟には、そのための選手育成をいまから怠りなく行なってほしいということと、巨額赤字などで選手の活動にしわ寄せが来ることがないよう、大会の収支状況の向上とを強く望みます。
by morningdew21
| 2008-04-17 00:30
| 競技・大会
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