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2010年 07月 31日
日本スケート連盟理事会が7月30日に行なわれました。注目すべき2つの決議事項が各種報道で伝えられています。
・フィギュア世界選手権代表は、(1)グランプリ(GP)シリーズの得点ランキング日本勢上位3人、(2)全日本選手権の3位以内、(3)全日本選手権終了時の世界ランキングにおける日本のトップ3、のいずれかの要素を満たした選手を対象に、総合的に判断して決定する。全日本選手権への出場は必須。全日本前に内定は出さない。カッコ内数字の小さいほうが優先順位が高いのか、事項の時系列を表わしているだけなのかは現時点では不明。選考要素は全日本選手権の成績だけではない、ということになりました。 共同通信 時事通信 男女シングルともに(特に男子)、競争が世界屈指の激しさであるといわれる日本フィギュアスケートなので、好意的な見かたをすれば、慎重に慎重を重ねた選考方法であるとも考えられます。逆に、意地悪な見かたをするならば「連盟が『大会に出したい』と思っている選手を出場させるには全日本一発勝負では(現時点で)不安があるので、保険に保険をかけた」と考えられなくもありません。共同通信記事の後半の段落まで要素に加えれば、「出したい」選手が出られないケースは、まず考えられなくなるからです。 日本で開催される世界選手権ならではのデリケートさを含んだ選考方法といえるでしょう。現時点(7月31日午前1時過ぎ)では連盟ホームページには選考方法の詳細な内容が掲載されていませんが、大きな国際大会が多数行なわれるシーズンでもあり、他大会も含めた選考基準の早期掲載を期待します。 ・「日本スケート連盟選手会(仮称)」を来季スタートさせる方向で準備を進める。発案者は橋本会長。「フィギュアスケート部門初代代表」が自薦他薦を含めて誰になるか注目しています。 毎日新聞 時事通信 読売新聞 共同通信
by morningdew21
| 2010-07-31 01:50
| エトセトラ
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