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2008年 02月 25日
<8月23日追記>
山陽新聞:10月からサンピア倉敷の臨時再開要望 県スケート連盟 <6月28日追記> 「存続を願う会」が倉敷市長を訪れ、スケートリンクの存続・営業再開等に関して陳情を行いました。 読売新聞 毎日新聞 産経新聞 (いずれも岡山版) <以下、2月25日記述> すでに報道等でご存知の方も多いと思いますが、高橋大輔君が高校までトレーニング拠点とし、現在も多くの有望選手のトレーニングセンターとして活用されている、岡山県倉敷市の「ウェルサンピア倉敷」が、3月いっぱいでいったん閉鎖される可能性が高くなりました。 サンピア倉敷 入札参加者なし 来月末で閉鎖の可能性 - さんようタウンナビ - 山陽新聞社 Googleニュース検索: サンピア倉敷 「ウェル○○」の名前で全国に存在する厚生年金還元施設は、社会保険庁不祥事などで「保険料の無駄遣い・ばらまき」等の批判が高まり、厚生年金事業振興団による営業を終了し、民間への売却/閉鎖が進められているところです。倉敷の施設は引き受け先の入札を募っていましたが申し込みがなく、次回の入札準備に時間がかかるためいったんは閉鎖される模様となりました。 しかし、上記したように選手育成で確実な成果を挙げていること、通年営業でないリンクとしては営業期間が長いこと(例年なら、10月から翌年5月初めまで)、スケート施設は黒字営業であることなどから、同リンクで活動する選手・愛好者などが「倉敷のスケートリンクの存続を願う会」を立ち上げ、活動を始めているところです。 「滑りたいときに何時間でも滑れた」仙台のリンクは、荒川さんを始めとした五輪選手を多数輩出しました。現在は南里君や中庭君などの活躍が目を引く福岡県の躍進の理由は、複数の通年リンクを擁しているためということはよく言われることです。福岡同様に大躍進中の岡山県の活躍の理由の一端が、優秀な選手・指導者が集まってきていることのほか、倉敷のリンク(営業期間中は24時間利用可能)にあることは確実だと思われます。 現在、リンク閉鎖の可能性に関して存続運動が大きな形で行なわれているのは倉敷のみですが、全国各地に同系列のリンクは多数存在するため、この問題は倉敷だけに留まらない可能性があります。 「会」は現在は各方面への陳情活動、署名活動などを行なっており、会のホームページでも署名用紙のダウンロードができるようにしています。 以前このブログでも紹介した、ハマボール(ハマボウル)閉鎖問題(その1) (その2)や、アイスリンク仙台再開に関する動きなどと同様に、こういった事項があるということを知ってもらい、皆さんそれぞれの身近な場所での事情を考えるきっかけになればと思い、このエントリーを設けました。
by morningdew21
| 2008-02-25 14:14
| スケートリンク事情
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